この度、第45回日本臨床細胞学会近畿連合会学術集会を和歌山県が、担当させていただくことになり、会を代表して近畿連合会会員の皆様および関係者の皆様にご挨拶申し上げます。 会期は2019年9月8日(日)で、会場は和歌山県JAビルです。会場は、JR和歌山駅前にあり、交通の便がよい位置にあります。本学術集会では、日頃の業務、検鏡時の悩みをひとつでも解消できる手助けになればと「あなたの知らない細胞診の世界」を総合テーマに掲げ、「診断に役立つワンポイントレッスン」を演題とした指定講演、特別講演、ランチョンセミナー、スライドセミナーと連携したスライドカンファレンスを企画して、皆様の活発な議論を行なえる場にしたいと考えております。 和歌山と言えば、みかんに次いで梅干を思い出される方も多いと思います。梅干は、現存する日本最古の医学書「医心方」に効用として、熱さまし、吐き気どめ、口の渇きどめ、下痢止めなどがあげられており、薬用として用いられていたことがわかります。時代を経て戦国時代では、兵士の健康管理や病気予防に「梅干の果肉」「玄米の粉」「氷砂糖の粉末」を練って作った「梅干丸」を携帯していたと「雑兵物語」に書かれています。庶民が梅干を食べる習慣が広がるにつれ、山の斜面を利用して育成していた紀州の梅が江戸に出荷され、明治から昭和にかけて改良を重ね、南高梅が生まれました。 今日、医療は病気を治すことも然り、病気にならないよう健康管理、予防に力を入れるべく、検診受診を大きく呼び掛けております。細胞診はそれを担う検査として、そこにたずさわる私たちは、健康管理と病気予防のため改良努力された梅干の歴史のように、切磋琢磨をしなければいけないと感じております。細胞診にたずさわる皆様の日々の悩みを共有し、解決の糸口を見つけて頂ける会にしたいと思っております。 第45回近畿連合会学術集会開催に際しまして、関係各位ならびに会員の皆様方にご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。和歌山臨床細胞学会は、小さな会ではありますが、会員が一丸となり協力し、実りある学術集会となるよう準備を進めていく所存です。より多くの皆様のご参加を願い、来訪をお待ち申し上げております。 第45回日本臨床細胞学会近畿連合会学術集会 会長:吉田 恵 (和歌山ろうさい病院 中央検査部) |
主管 | 和歌山臨床細胞学会(リンク) |
主催 | 日本臨床細胞学会近畿連合会(リンク) |
会長 | 吉田 恵 (和歌山ろうさい病院 中央検査部) |
副会長 | 村田 晋一 (和歌山県立医科大学 人体病理学教室 教授) |
実行委員会 | 委員長: 村田 晋一(和歌山県立医科大学・人体病理学教室) 副委員長:稲垣 充也(公立那賀病院) 会計責任:田中 真理(和歌山労災病院) プログラム委員: 馬淵 義也 (馬淵医院) 今井 秀彰 (桜ヶ丘病院) 尾崎 敬 (紀南病院) 谷本 敏 (和歌山労災病院) 木下 勇一 (和歌山県立医科大学附属病院) 真谷 亜衣子(日本赤十字社和歌山医療センター) 土居 淳子 (和歌山市医師会成人病センター) 松ア 生笛 (和歌山県立医科大学・人体病理学教室) 松本 安子 (和歌山県立医科大学・第三内科学教室) 峰高義 (紀南病院) 実行委員: 小島 史好 (和歌山県立医科大学・人体病理学教室) 淡路 有恵 (和歌山県立医科大学附属病院) 市川 和昭 (和歌山労災病院) 笠松 功 (紀南病院) 紙谷 知子 (公立那賀病院) 鍵弥 朋子 (関西医療大学) 阪田 幸範 (日本赤十字社和歌山医療センター) 栗山 行央 (紀南病院) 佐藤 小百合(新宮市立医療センター) 末本 優子 杉野 翔太 (紀南病院) 鈴木 恭子 (紀南病院) 永井 宏和 (和歌山県立医科大学附属病院) 林 志穂 (和歌山県立医科大学附属病院) 山本 綾菜 (和歌山県立医科大学附属病院) 山本 枝里子(和歌山県立医科大学附属病院) 溝畑 知穂 (日本赤十字社和歌山医療センター) 矢本 清栄 (和歌山医化学研究所) 矢野 裕子 (和歌山健診センター) 吉井 輝子 (和歌山県立医科大学附属病院) 事務局: 生駒 左江加(和歌山県立医科大学・人体病理学教室) 監事: 宮木 康夫 (海南医療センター) 岡田 雄一 (日高マタニティクリニック) |
事務局 | 和歌山県立医科大学人体病理学教室 事務担当: 生駒左江加(jscck45@wakayama-med.ac.jp) 〒641-8509 和歌山市紀三井寺811-1 電話:073-441-0635 FAX:073-444-5777 ホームページ:http://jscck45.umin.jp |